中国笛教室

中国笛とは?

中国笛とは中国管楽器の総称です。
まだまだ日本では知名度が低いので総称で呼んでいますが実際には以下の管楽器があります。

笛子

共鳴孔に葦から採取した薄皮を貼って演奏する横笛の一つ。

複数の調があり主に演劇の伴奏で使用した笛を〈曲笛〉と呼び北方民族が使用していた高音の笛を〈梆笛〉と呼びます。

洞簫

二千年以上の歴史がある中国古典楽器の一つで洞簫には北簫と南簫があります。
北簫は細く長い縦笛で中国北部で演奏されていた楽器です。南簫は太く短い縦笛で中国南部で演奏されていた楽器であり日本に伝わり尺八になったのは南簫です。

排簫

パンパイプと言われる長さの違う管を繋ぎ合わせた形状の楽器で起源が何処なのかは諸説あり複数の国で演奏されていますが中国では排簫と呼び洞簫より歴史の古い楽器です。
現在の排簫はパンフルートやナイと呼ばれるルーマニアの楽器と同じ形を採用していますが中国の古典的な排簫の形は鳳凰の羽を型どったような型枠に管を差して作られた楽器で鳳簫と呼ばれていました。

その他の中国笛


中国の古典楽器で宮廷楽器として使われていた土製の笛です。

巴烏
金属のリードが付いた雲南省の管楽器。

葫芦絲
金属のリードが付いた雲南省の笛で瓢箪笛とも言われています。

管子
ダブルリードの笛で篳篥の祖。

嗩吶
桃山時代には日本にも伝わり唐人の笛と言われておりましたが現在はチャルメラとして知られている形状の楽器です。


日本にも伝わり雅楽でも使われている笙ですが現在は改良が加えられているので中国笙として区別しています。

口笛(コーディー)
バードホイッスルと言う別の呼び方もある小指ほどの長さで出来た小さな笛。
単独で使う事もあれば手の中に忍ばせて他の管楽器と一緒に仕様する事があります。

中国楽器の楽譜


古代中国は文字で音階を表していましたが現在は西洋で生まれた簡略した楽譜である数字譜を使用しています。

五線譜を使わない理由としては数字譜の方がこれまで使っていた文字で表した楽譜に似ていて読みやすかったようです。

数字譜とはドレミファソラシを1234567で表した楽譜であり数字の上下に点を付ける事で低音から高音まで幅広い音域を記す事が出来る楽譜です。

教室について


習い事を始めると固定日時でレッスンを受ける事になり課題の練習があまり出来なかった状態で次のレッスンを受講する事もあると思います。

日々忙しい日常でも自分のペースで学んで頂けるように当教室は完全予約制で月1回から受講する形を取っています。

また

練習の行いやすい楽曲を使いながら基礎技術を付けて頂いていますので音階練習が終わりましたら楽曲を演奏する楽しみを感じて頂いています。

当教室は仏教寺院で行っていますので緊急の仏事が入った時は予約日時の変更をお願いする事がありますので御了承下さい。

希望者は月2回のレッスンも可能です。

レッスンの予約方法


レッスンは完全予約制になりますので御希望の日時をお知らせ下さい。

希望日時に受講出来ない場合がありますので第一希望〜第二希望・第三希望をお知らせ下さい。

例 第一希望 ○月○日 午前11時
  第二希望 ○月○日 午後から…など

平日・土曜・日曜・祝日 予約可能

レッスン時間
午前10時〜午後5時の間で御予約下さい。

開講時から現在まで1時間前後の調整を行う事がありますが御予約は全てお受けしていますので希望日の全てが予約で埋まって受講出来なかったという事例は発生していません。

受講の注意

当教室の受講は入会時に決められた月に1回或いは2回の受講になりますのでお休みをする月は必ず御連絡をお願い致します。

御連絡無しでお休みを続けられる方が時々ありますが入院や病気・怪我などで連絡出来なかった場合を除き御連絡無しで半年以上お休みの方は破門にする場合もありますので御了承下さい。

開講中の講座

笛子講座生徒募集中
洞簫講座生徒募集中
排簫講座生徒募集中
塤    講座現在は塤の単独講座はありません。
他の講座を受講中の生徒様限定です

学んで行く楽曲は?

当教室は中国笛教室になりますので学んで頂く楽曲は笛子・洞簫・排簫など中国笛の楽曲を課題曲としていますが練習の過程で伝統曲や流行曲・洋楽・邦楽なども学んで頂いています。

お問い合わせ

体験レッスン・通常レッスンの御予約など教室へのお問い合わせは電話でも御対応出来ますがレッスン中や仏事中は繋がりませんのでメールでお願い致します。